2019年7月29日~7月31日にかけて令和元年度 第71回全日本高等学校女子ソフトボール選手権大会が行われ
ソフトボール部がみごと2年連続優勝をはたし、全国制覇しました。皆様の応援ありがとうございました。 |
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神戸新聞掲載写真より (左上写真)千葉経済大附―須磨ノ浦 タイブレーク延長9回裏のサヨラナ勝ちで喜ぶ須磨ノ浦ナイン (右上写真)ソフトボール女子決勝・須磨ノ浦-千葉経大付 9回裏一死満塁須磨ノ浦、サヨナラ打を放った2番花浦 全国高校総合体育大会(インターハイ)第5日は31日、宮崎県日向市のお倉ケ浜総合公園野球場などで11競技が行われ、ソフトボール女子は須磨ノ浦(兵庫)が決勝でタイブレークの延長九回、4-3で千葉経済大附にサヨナラ勝ちし、2年連続3度目の優勝を飾った。昨夏のインターハイ、秋の国体、今春の全国選抜大会に続いて4季連続の全国制覇を果たした 須磨ノ浦 堂々V2 緻密な守り 今年も 全国制覇4季連続
4季連続全国制覇。ソフトボール女子の須磨ノ浦はどんなに完全無欠なチームなのかと思いきや、就任15年目の池田監督は「力がない。一人一人の力が小さすぎる」。ではなぜ勝ち抜いたのか。 炎天下の根比べで、緻密な守りは大きな意味を持った。決勝の七回、二塁打や四球などで無死満塁とされたが、ピンチでこそ「攻めの守りをしよう」と遊撃手の山本。ゴロを捕った一塁手樫本は迷わず本塁返球。続いて捕手中辻が一塁へ投げ併殺に仕留めた。この回無失点でムードは上昇。直後の攻撃で同点に持ち込んだ。 狙って優勝した昨夏と違い、強打者はいない。さらに2週間前にエース和田が肩を痛め、準々決勝では三塁手の小笠原が膝を負傷したが、危機感からチームの雰囲気は引き締まった。ノック練習では「内野で打ち取る」(二塁手の花浦主将)と判断力を研ぎ澄ませ、たたいた球、こすった球、どんな打球でも、より先の塁でアウトを稼いだ。 三回途中から先発和田を救援した田村も、打者の前で落ちる球でほんろうし、最少失点に抑えた。粘投の原動力は「バックを信じて投げられた」ことだった。普段はよくしかる指揮官も、この日は教え子たちを絶賛した。「こちらは心が折れそうだったけれど、選手は諦めなかった」。須磨ノ浦伝統の堅守は、令和の時代に受け継がれた。(藤村有希子)
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【読売新聞8/1東京版】
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